宝くじの歴史は古く、毎年年末になると西銀座のチャンスセンターの様子がテレビに映し出されたりします。
みんな大きな夢を求めて「年末ジャンボ宝くじ」を購入するわけです。
宝くじは年末ジャンボのほかにも「サマージャンボ」や「ドリームジャンボ」などの大型の当選金額のくじのほか、当選金額が比較的小さめのくじも存在しています。
ジャンボ宝くじなどは自分で数字を決めることができない
ジャンボ宝くじなどは基本的には、自分で数字を決めることが出来ません。
この数字がよいのではないかと思っても、自分で数字を決めることが出来ないのは悲しいものです。
そのような人のためにあるのが、「ロト6」などの数字選択式宝くじです。
1995年に初めて数字選択式のくじである「ナンバーズ3」と「ナンバーズ4」が発売開始となりました。
ナンバーズは自分で数字を選択できる方式です。
ナンバーズ3は3つの数字を選択して、ストレートやボックス、ミニなどの購入方式の中から選択して当てる仕組みです。
ストレートで当選させることが出来れば、10万円ほどの当選金額を手に入れることが出来るのが魅力的です。
ミニでも約1万円程度の当選金額になります。
ナンバーズ4はややスケールや当選金額が大きくなります。
4つをストレートで当てると、約90万円程度の金額が手に入ります。
ボックス買いでも5万円程度になるのが魅力です。
もちろん当選金額が大きくなるために、ナンバーズ3よりも当てるのが難しくなるのは言うまでもありません。
1999年には「ミニロト」が発売開始
そして1999年には「ミニロト」が発売開始になりました。
ミニロトは31個の中から、5つを当てる数字選択式のくじです。
当選金額もナンバーズに比べて大きく、1等を当てれば1000万円程度の金額になります。
末等の4等であっても1000円程度の当選金額になるのがうれしいところです。
抽選は毎週火曜日の週一回になります。
その翌年の2000年10月から発売開始になったのが「ロト6」です。
ロト6はミニロトのような数字選択式のくじですが、43個の中から6つを選択するのが基本になります。
ミニロトよりも難易度が高いですが、1等はキャリーオーバー月であれば、最高で6億円の当選金額になる夢いっぱいのくじです。
末等は5等で当選金額は1000円と決まっています。
ロト6は20年以上の歴史のあるくじですが、当初は木曜日に週一回の抽選でしたが、現在では月曜日と木曜日の週2回の抽選に変更されています。
ロト6の後は、しばらく数字選択式のくじは新たに発売されませんでしたが、2013年4月から13年ぶりとなる、数字選択式のくじである「ロト7」が発売開始になりました。
ロト7はその名の通り、37個の中から7つを当てるくじです。
ロト6との違いはいくつかありますが、一つ目は当選金額がロト6よりも大きいということがあります。
キャリーオーバーが付いた最高当選金額は、10億円でロトの中では最高の金額になります。
ナンバーズは月曜日から金曜日まで毎日抽選がある
他にもロト6やミニロトでは、本数字のほかにもボーナス数字というものが1個ありますが、ロト7ではそのボーナス数字が2つあるのが特徴的といえるでしょう。
末等は6等で本数字3個とボーナス数字1個がそろえば、約900円程度の当選金額になります。
抽選は毎週金曜日の週1回です。
このように水曜日以外はロトの抽選があります。
ナンバーズは月曜日から金曜日まで毎日抽選があるのがうれしいところです。
このようにロトやナンバーズの魅力は、自分で数字を決めることが出来るということに尽きるのではないでしょうか。
自分が好きな数字を選んで、当てることが出来れば楽しいものです。
ちなみにロトやナンバーズは一口200円と決まっています。
ロト7だけは一口300円で購入することが出来ます。