オンラインカジノでもポーカーは大きな人気がありますが、普通のものとは若干ルールが異なり、主にテキサスホールデムと呼ばれるルールが用いられていますから、遊ぶ前に知っておいたほうが良いです。
なおこれは今ではオンラインのみならず実際のカジノでもほとんど同じになっています。
テキサスホールデムのルール
テキサスホールデムでは、それぞれのプレイヤーに配られる手札は5枚ではなくたった2枚のみです。
しかもこの2枚はゲーム途中で交換することもありません。
もちろん2枚の手札だけではポーカーの役など作りようがないことは明らかですが、そのために用いられるカードは別にあるのです。
それは、コミュニティカードと呼ばれ、場の中央に最終的には計5枚が表向きに配られます。
普通のルールではこのようなカードが配られることは一切ありませんから、非常に特徴的だと言えるでしょう。
このコミュニティカードは全てのプレイヤーが自分の好きなように役作りに使えます。
複数のプレイヤーが同じカードを役作りに使ったとしても別に何の問題もなく、早い者勝ちになるとか取り合いになるといったことは一切ありません。
もちろんそのカード自体は1枚しか存在しないわけですが、使いたいプレイヤーの全てが自分の手札として持っているかのように扱うわけです。
実際にコミュニティカードを誰かの手札に取り込むといったことはなく、あくまでバーチャル的な取り扱いをすることになります。
要するにこのルールでは、手札2枚とコミュニティカード5枚の計7枚の中から、それぞれのプレイヤーが自由に5枚を選んで役作りを競うことになるわけです。
手札2枚を必ず使わないといけないというルールはなく、手札1枚とコミュニティカード4枚、あるいは手札は全く使わずコミュニティカード5枚でできる役を自分の役としてもルール上は問題ありません。
ですが、ちょっと考えれば分かることですが、コミュニティカード5枚でできる役を自分の役としたところで、他のプレイヤーも少なくともその役はできるわけですから、引き分けには持ち込めても勝てる可能性はないことになります。
最低でも手札1枚を役作りに使わないことには勝てる見込みはないということですから、2枚しかないものの手札が重要であることに違いはありません。
テキサスホールデムではベットのチャンスは計4回
テキサスホールデムでは、ベットのチャンスは計4回あります。
最初に2枚の手札が配られた時点で1回目、コミュニティカード3枚が配られた時点が2回目、4枚目が配られた時点で3回目、そして最後の5枚目が配られた時点で4回目となります。
それぞれの時点で自分にどんな役ができそうなのか、そして他のプレイヤーと比較して自分が勝てるチャンスはどれほどなのかをしっかり見積もることが勝利には欠かせません。
例えば、最初の2枚の手札がペアになっていればこれはかなり強気に出て良いと言えるでしょう。
同じペアでもAのペアであればなおのことで、手札2枚が配られた時点では最強と言えます。
ペア以外では絵札があるとか、絵札でも同じスートになっているような場合が強いといった具合です。
コミュニティカードが3枚が配られた時点では、だいたいの最終的な役のレベルが分かってくるはずです。
少なくとも高い役ができそうかどうかはこの時点で明らかになるでしょうから、相当に強気に出て良いのか、それとも控えめにしておいたほうが良いのかの判断がつくはずです。
4枚目が配られた時点ではもうかなり最終形が読めるはずですから、ここで態度を決めてしまっても良いかもしれません。
このように、コミュニティカード配られたそれぞれの時点で自分にできそうな役を判断してベットすることが勝ちに近づく非常に良い考え方となります。